No.241 2004年1月22日(木)



家を新築したことで、今まで所有していたマラスの小さなお店が
接収状態となった。

※同一アカウントで所有できる家は基本的に1軒のみ。
 新しい家を取得した場合、それまでに所有していた家は数日の猶予期間を経て
 所有権が消滅し接収される。
 猶予期間内であれば他PCに譲渡することは可能。


リアルで同じ職場の同僚が先週からUOを始めており、
既にヤングも卒業してヘイブン以外にも出歩き始めたということなので
彼にこの小さな家を譲渡することにした。
(ヤング卒業したてで直ぐ家持ちになるなんて、ちょっと生意気な感じもするが)

ヘイブンの銀行前で彼のキャラである戦士ムーンライトと待ち合わせる。
ゲートで家へ案内し、特に問題もなく譲渡が完了。
  
ムーンライト『わーい、ありがとう。そうだ!        コープサーを狩りまくって集めた板が2千枚くらいあるんだ。お礼に全部あげるよ^^』 ライデン『ちょうど弓製作の修行してるから板は欲しかったんだ。      でも貰うんじゃなくて、板1枚につき金貨10枚で買い取ってやるよ。      初心者のうちは何かとお金が足りなくて大変だからな^^』 ムーンライト『いや、別にお金にはそれほど困ってないんだ。銀行に5万GPくらい貯まってるし。』 ご・・・ ご・・・ 5万GP!! 俺がUO始めて1週間目の頃なんて、稼ぎ方もチンプンカンプンでずっと貧乏してたのに( ̄□ ̄;) ライデン『どうしてそんな大金持ってるんだよ!? 』 ムーンライト『んー、毎日夜遅くまで狩りしてるし、朝も早起きして6時前から稼ぎに行ってるからかな〜^_^;』 おいおい君々、気持ちは分かるけどそれはヤバイです。廃人街道まっしぐらです。 それで仕事に支障が出たら、リアルで俺が迷惑を被るじゃねーか(汗) 程々にしとけと忠告して、家の前でルーンを焼いてムーンライトに渡す。 ライデン『もう夜中12時を過ぎてるから、俺はそろそろ寝ることにするよ。じゃあ明日また会社でな^^/』 ムーンライト『了解〜!じゃあ俺はもうひと稼ぎして来るよ^^』 寝ろ!いいからもう寝ろ!

 

No.242 2004年1月24日(土)



A missing friend 〜 消えた仲間・第一章 〜



ギルメンを召集したひろぴが、真剣な面持ちで話し始めた。


ひろぴ『実はお友達のティムの行方がわからないの・・・

    最近まで一緒に居たのに、少し出かけるって言ったきり戻ってこなくなって、、、』


    ティムはギルドに所属こそしていないが、今までに幾度も一緒に冒険した仲間である。
ギルメンたちは数名ずつ3つのパーティに分かれて、彼女を捜索することになった。

我がパーティはルアをリーダーに 、ジェイド、そしてポネットの4人で編成された。


  Aチーム : ミッキー、フーリ、シード、バクボット
  Bチーム : カーリー、ユエ、タンポポフ、ドラミ、シズマ
  Cチーム : ルア、A.T.、ジェイド、ポネット
ポネット『それでティムの行き先に心当たりはないの?』 ひろぴは少し考え込むと、ゆっくりと話し始めた。 ひろぴ『そういえば彼女、2〜3日前から何か熱心に調べ物をしていたわ。』 我々は彼女の部屋の机から、一枚のメモを見つけることができた。 そのメモには謎めいた文章が書かれていたのである。
 
 


新世界の新しい光
無知の我を導く者
その者に我の探し求める物あり。

 
 
各チーム内で相談しながら行き先を決める。 AチームとBチームは既に目処が付いたらしく、早々にゲートを開いて捜索に向かっていった。 ジェイド『新世界ってのは、マラス大陸のことかな?』 ルア『あー そうかもね。ルナの街へ行ってみましょうか?』 ポネット『そうしましょう』
ゲートでルナの街へ移動すると、Aチームの面々と鉢合わせに。
どうやら同じ考えだったようだ^^;


手分けして町の中で手がかりを探すが、ティムの痕跡を示すものは何も見つからなかった。
銀行前に集合し、再度メモを読み返して検討する。


ポネット『無知の我って、ヤングのことかな?』

ルア『ふむむ』



相談して「新しい世界」「無知の我を導く者」というキーワードから、
マラス大陸でヤングクエストを受けることができる、アンブラの街を探索することに決まった。
  
アンブラのヤングクエストを説明してくれるNPCの館へ辿り着くと、一足先にBチームのメンバーが到着しており 赤いゲートを開いてどこかへ移動するところだった。 ユエ『みんなきたーーー』 ポネット『赤ゲート? フェルッカへ向かうのか』 Bチームがフェルッカへ旅立ったあとで周辺を探してみたが、ここでも特に手がかりとなりそうな物は見つけられなかった。 A.T.『ヘイブンにもヤングクエストのウゼラーンの館や、GMハウスがありますね。』 なるほど。新世界という言葉からマラス大陸に絞って探してたけど、ヤングにとってはこのUOのソーサリア全体が新世界だ。 今度こそ間違いない! 我々はヤングの街「ヘイブン」を目指して出発した。   次回へ続く

 

No.243 2004年1月24日(土)



A missing friend 〜 消えた仲間・第二章 〜



ヘイブンのウゼラーンの屋敷に入ると、我々の来訪に気づいた黒いローブ姿の老人が部屋の奥の方から近づいてきた。


黒いローブの老人『どうやらあんたたちは仲間を探して此処まで来たようじゃのう。
         もしよければ誰を探しているのか、教えてもらえるかな? わしでよければ力になろう。』

ルア『実はティムさんという女性を探しています。力になってええぇぇ』



黒いローブの老人『うーむ・・・ それはもしかすると茶色のドレスを着たオスタに乗った若い女性かの?』

ジェイド『そうです〜』



   



黒いローブの老人『あれは昨日の昼のことじゃった。私がここで座っておったら、一人の女性が入ってきおった。
         初心者にも見えなかったし、どうしたもんかと見ておったら、暫くすると何処かへ行ってしもうたんじゃ。

         わしが見たのが多分ティムさんとやらじゃろう。今考えてみれば不思議な方じゃった・・・。
         何か不思議な事をつぶやいておったのぅ。 ・・・・確かこう言ってたはずじゃ。』



 
 


3つのひとつ。隠された大陸。
動物を従える者が、彼らを導いている。
高い山々に囲まれ、そこには水がある。
動物を導く者の訓練所。

 
 
黒いローブの老人『こう言っておった。わしが知っているのはこれだけじゃ。          さて、少し疲れたのでわしは休むとしよう・・・。』 そう言い残すと、老人は椅子に腰掛けてうたた寝をし始めた。 ルア『山に囲まれて水があるとこ・・・(-_-。)』 A.T.『こういうときに限って地図が手元にないし・・・(ToT』 ジェイド『たぶん、デシートだね。』 ポネット『何故デシートが隠された大陸なの?』 ジェイド『そこは分からん。でもテイマーの修行場といったらデシートじゃないの?』 ルア『んじゃいってみよー』 デシート島へゲート移動。山には雪が積もり、平原は氷に覆われた極寒の地。 見渡す限り雪と氷しか見えないこの大地で、いったい何処を探せば良いものか。 A.T.『南のほうに神殿があるはずです。まずはそこへ行ってみましょう。』
    島の中央にそびえる山脈の中心部は盆地になっており、
カルデラ湖の畔に小さな神殿が建っていた。



ルア『水はあったけど、誰もいないねぇ。』

ポネット『山に囲まれ、水があって、テイマーの修行場。

     条件はかなり合ってそうだよね。
     隠された大陸ってのがちょっと分からないけど。』
A.T.『!!! そういえばデルシアの北側も、その条件に当てはまりますね。』 ポネット『ロストランド・・・! 隠された大陸という最後のキーワードにも合致しますね!』 ※デルシアの街があるロストランド(失われた大陸)は、ずっとその存在を知られていなかった。  大地震によって岩山が崩れ、偶然に表に現れた洞窟の先でロストランドが発見された。 ティムが辿ったであろう旅路を追って、我々は次の目的地であるロストランドのデルシアへと向かった。   次回へ続く

 

No.244 2004年1月24日(土)



A missing friend 〜 消えた仲間・第三章 〜



デルシアの北門から牧場に向かうと、水辺に一人の羊飼いが佇んでいた。


羊飼い『何かお探しかな?』


キターーー! 第1チェックポイントに引き続き、
第2チェックポイントもA.T.さんの閃きが見事に的中♪


A.T.『無くしてしまった心を探しています。』

羊飼い『無くした心は・・・ 夜空の彼方にあるでしょう(謎)』
  
ポネット『www。 実は消息を絶ったティムという名の仲間を探しているのです。』 羊飼い『その・・・ ティムさんというかたの特徴は?』 A.T.『彼女の特徴といえば・・・・・・ ツアーレポートを頼むと断れません。 ・・・・・・・・・・ ゴホン』 羊飼い『ふみゃ?』 ルア『茶色のドレス着てオスタ乗ってますー(-_-。)』 羊飼い『おぉ、その女性なら今朝ここを通りかかりましたぞ。     私が【何をしておられるのか? お嬢さん】と問うたら【誰もが知らない鍵を探しているのです】と・・・・。』 ルア『鍵・・・』 羊飼い『15分もしない内にまた何処かへ行ってしまったが、何やら歌のようなものを口ずさみながら去っていったよ。』 ポネット『どのような歌だったか覚えていますか?』
 
 


私の色は赤の色 あなたの色は黒の色
共に敵だが形は同じ

赤は地面に 黒は岩山

黒の近くに特別な入り口
そこに謎のしるべあり

 
 
羊飼い『・・・ こんな感じじゃった。 早くお仲間が見つけられると良いのぉ。 君たちの健闘を祈っておるよ。』 羊飼いのおじさんにお礼を述べ、デルシアの街でこの謎の歌詞を解読する。 A.T.『赤と黒っていったら派閥でしょうか?      黒が意味するSL本拠地付近にある特殊な入口と言えば、ずばりウインドの街への入口でしょう。』 この時点でポネットには何故次の目的地がウインドなのか理解できていなかったが、A.T.さんの推理ならきっと間違いない。 早速ウインドの街の近くへのゲートを開く。 ゲートを抜けると目の前にギルマスのひろぴが立っていて、我々を出迎えてくれた。 凄い! 今度は一発で大当たりだ! やっぱりA.T.さんは頼りになります♪ ひろぴ『ゴールまであと一息です。頑張って私たちのティムさんを見つけ出しましょう(*⌒ー⌒)v     はい、これは此処に落ちていた最後のヒントが書かれたノートです。』
 
 


我の謎の全てがここにあり、
白くそびえ立つ建物 活気のある通り

多くの者が集まり 多くの者が知り合い
多くの者が助け合う 愛があり憎しみもまたある

そこに生きる理由 共に過ごす理由
彼らに平安を導く者 私は彼らを導く者

そうここは……

 
 
これは直ぐに最終目的地はブリテイン城であると、みんなの意見が一致した。 人目の無いこの場所でひろぴをぶっ殺しておけば、後続のチームを足止めできる、、、なんて考えが一瞬頭を過ぎったのは内緒です。
    ブリテイン城の玉座の間に到着すると、
遂に探し求めていたティムがそこに立っていた!


ミッキーたちのチームが既に到着しており我々は2着だったが、
一緒にティムとの再会を心から喜んだのだった。
ポネット『ところで赤と黒っていうヒントで、どうして第3チェックポイントがウインドだって分かったんですか?』 A.T.『赤はミナクス派閥、黒はシャドーロード派閥の象徴的なカラーなんですよ。      だからSL本拠地付近の特殊な入り口って行ったらあそこかなって思ったんです。』 ミッキー『あーあれねー 私たちも最初は派閥かと思ったけど、赤と黒は蟻のことだったらしいよ。』 A.T.『えーー!! 違うんですか!?』 どうやら赤・黒は蟻族モンスターの赤蟻と黒蟻を示していたらしい。 黒蟻をよく見かける岩山ということで、ウインド付近を推理させる謎掛けだったそうな。 ・・・・・・・・・・ ということは、、、 我々が一発で第3チェックポイントのウインドへ辿り着けたのは、、、ミラクル!?( ̄□ ̄;) A.T.『結果オーライです(><』 安堵の笑い声がこだまする王宮の中で、ティムだけは何か思いつめたような眼差しで玉座を見つめていた・・・・・   次回へ続く

 

No.245 2004年1月24日(土)



A missing friend 〜 消えた仲間・最終章 〜



やがて最後のチームも到着して全てのギルメンたちが揃うと、ブリテイン城の王宮近衛兵がホールに響き渡る声でこう叫んだ。


王宮近衛兵『静粛に!! これより、ブリタニア第12代王女ティム様よりお言葉を賜る!!』


ミッキー『なぬぅ!? 王女!?』



ギルメンたちが呆然と見つめる中、ティムはゆっくりと玉座の前で話し始めた。


ティム『今日は皆さんにご迷惑をおかけして、ごめんなさい・・・。
     ・・・本当に、ごめんなさい・・・。
     実はお話しなければならないことがあるのです。』



シード『 * ドキドキ *』



ティム『信じてもらえもらえないかもしれないけれど・・・
     私はブリタニアの王女だったのです。』



ギルメン一同.『!!!』
  
ティム『あれは一週間前のことでした。     私が自分の子供の頃の服を整理していたら、洋服のポケットの中に小さな紙を見つけたんです。     その紙片には謎めいた文章が書かれてありました。』 ひろぴ『もしかして、あのメモのこと?』 ティム『そうです。 ・・・・・・ 私には幼い頃の記憶がありません。     小さい頃に傷だらけで森に倒れていたのを、今の母が見つけ育ててくれました。     私の本当の両親は何処にいるのだろう? もし生きているのなら・・・ 会ってみたい。 そう思ったときもありました。     でも自分の過去に触れるのが怖くて、今まで何もできませんでした。』 シズマ『><』 ティム『でも・・・ この一枚の紙片を手掛かりに私は自分の生い立ちを探しました。     本当の自分が何者で、何の為に生きているのか。 それを知るために旅に出ました。     そして遂に判ったのです。     私が森で発見された日に着ていたという服に紛れていた、謎の文章が示した先は・・・・ ここ ・・・・ ブリタニア城でした。』 ひろぴ『!!!』 ティム『そして私が幼い頃に何者かに連れ去られた国王の一人娘だと判ったのです。』 王宮近衛兵『当時、国王様は世界中に兵を派遣して捜索させたのですが、遂に発見することは叶いませんでした。       しかし幸いにも、傷つき倒れていたティム様は、フェルッカの森に住む女性に助けられていたようです。』 なんと驚いたことに、ティムがロード・ブリティッシュ王の実子であり、正統な王位継承者だというのである!! あのどことなく貧乏そうなオーラを発していたティムが・・・・ T*Aダンジョンツアーで行われた○×クイズで優勝し、10万GPの賞金を貰って狂喜していたあのティムが・・・・ まさかブリタニアの頂点に立つ王家の人間だったとは!!! ティム『先ほど父であるロード・ブリティッシュ国王に会って参りました。     長年生き別れになっていた親子でしたが父も大変喜んで下さって、一緒に城で暮らすようにと仰せになられました。     そして、共にこのブリタニアをより良い国へと発展させる手助けをして欲しい・・・とも。     でも・・・ 私は王女であるよりも、一人の女性でありたい!     愛する仲間たちと離れ離れになるのは絶対に嫌!     だけど、、、父は私の訴えを許してはくれませんでした・・・。     私はこれから父と・・・、国王と共に長い旅に出なくてはなりません。     みんなとも・・・お別れしなくてはなりません・・・・。』 ミッキー『いやだぁぁぁ』 (フーリ『ちょっと待って、、マジで引退?』) ティム『みんなと一緒に過ごした日々、本当に楽しかった・・・・・。     私はいなくなってしまうけど、どうか忘れないでください。     一人の女性がみんなのことを、本当に愛していたことを・・・。共に助け合ったあの日々を!』 (ジェイド『ティムさんの引退式なの? 本当に?』) (ポネット『本当なの?』) (シード『ひろぴ〜、早く引き止めてよ。』) ミッキー『王女様・・・・・いいえ・・ てぃむりん。 あなたと経験した幾多の冒険、決して忘れません。*しくしく*』 ティム『ありがとう ミッキー、私もこの思い出を一生忘れることはありません。』 王宮近衛兵『ではティム様、王が待っておられます。 参りましょう。』 ひろぴ『ティム、待って!         例えあなたが遠くへ行ってしまっても、私や皆はいつもあなたと一緒よ。         あなたとの思い出が心の中にある限り、遠く離れてても思いは一緒だから!』 (ユエ『おいしいところ、持ってった〜TvT』) 王宮近衛兵『コルト! 馬車を引け!』 ティム『みなさん・・・・ さようなら・・・・』 ティムは国王と共に馬車に乗り込んだ。 ティムは遠くへ旅立ち、その後 私たちの前に姿を現すことはありませんでした。 しかしティム・フォルディアス・ブリティッシュは今でも私たちと一緒に居ます。 いつまでも色あせず、永遠に私たちの心の中で・・・・・                                  劇団ぴろり座 第一回公演 『 消えた仲間 』 完結 おまけ ポネット『ところでUO引退しちゃうってのは本当なの?』 ティム『うそじゃい ( ゜◇゜)ウケケ』 事前に何も知らされず突発的に始まったイベントだったのですが、裏方さんたちの働きでスムーズに進行できて ワクワクドキドキ、とても素晴らしいイベントでした〜♪ 脚本はギルメンのマクウェルさんが一晩で書き上げたそうです(驚嘆) マクウェルさん! 次回作は『ヴァルカン王子様、ブリテインへ行く』というタイトルで 長編ストーリーを書き上げてみては如何でしょうか? ダメですか、そうですか。

 

No.246 2004年1月29日(木)



ヴァルカンはラム酒が入ったグラスを見つめながら、しばし物思いに耽っていた。


ボスモンスターは別格として、彼は既にブリタニアにおいて最強と言われている古代竜、ブラックデーモンの双方を
過去にタイマン勝負で撃破している。

しかし彼には未だ成し遂げていない大きな野望が残っていた。 その野望とはPKKであった。


PKはPlayerKiller、つまりプレイヤーを殺害する行為 もしくは殺人犯のことだが、
PKKはPlayerKillerKiller、言わば正義の名の元に赤ネームのPKを討伐することである。

赤ネームのPKerは技量の上下はあるにしろ、
すべからく対人戦闘に特化したスペシャリストたちである。

対人戦闘の経験に乏しいヴァルカンに、果たして勝機はあるのだろうか。


手も足も出せず、無様に命を落とすことになるかもしれぬ・・・

しかし・・・ 我が手には今、斧戦士の最終兵器【天国斧】が握られている。
プレイヤースキルの不足を、この雷神の力が宿りし斧が補ってくれるかもしれない。



覚悟を決めたヴァルカンは、某PKerに対して果たし状を叩きつけたのだった。
    
 
 

果たし状

糞PK野郎へ

貴様ら赤ネームの非道な所業には、もう我慢も限界だ。
天に代わってこの俺様が、地獄へ送り届けてやるから覚悟しやがれ!

今日の夕方、河川敷まで一人で来い。

びびって逃げんじゃねーぞ、コラ Ψ(`▽´)Ψ
                                 ヴァルカン

 
 
   ※あくまで洒落です。PKがいるから緊張感があって、UOは面白いのだと思ってます。 自分では一人で来いと言っておきながら、こっちはチューイを連れて二人で対決場所へ向かう。
    寒風吹きすさぶフェルッカの大地で待つこと数分、、、PKジムニー (仮名) 登場

長期カウント65(実質殺害者数150人以上)という血に飢えた殺人鬼である。
相手の装備品を確認してみるとAFこそ身に付けていないものの、恐らくBルニで作られたであろう高抵抗値の革鎧で身を固めていた。 武器はD毒が塗られたクリスを所持している。 ※D毒:デッドリーポイズン(かなりきっつい毒)
ジムニーより提示された戦場の範囲は、南北はそれぞれ海岸線まで、
東西も同程度の距離としてそのフィールドはPITに比べると遥かに広い。

お互いに相手が見えなくなるくらいに離れて戦闘を開始する。
より遭遇戦に近い状況で行うという配慮らしい。


ICQによる合図で戦闘開始!
    
ヴァルカンは先ず敵と反対方向に走り ぐるっと北へ周って、敵の背後から奇襲を掛ける作戦に出た。 北上して海岸線まで到達してから東へ向かうと、どういう訳か会敵予想地点よりずっと北寄りで直ぐにジムニーと遭遇してしまった! ヴァルカン『てめぇー! さては俺様の背後に回りこむ気でいやがったな、この卑怯者め!』←おまえもなー カースの呪文を詠唱しながらD毒クリスで突いてきた。 傷口から毒が回り始めると同時に、ステータスも下げられ動きが鈍る。 包帯を巻きながらグレーターキュアポーションで解毒。 ヴァルカンは解剖学と治療がエルダー級のハイDEX戦士なので、回復能力には幾らか自信があった。 矢継ぎ早に小さな魔法を撃ってくるが、強引に突き進んで天国斧をフルスイング! 手応えあり! 更にジムニーの頭上に天国斧による追加攻撃の落雷が追い討ちを掛ける。
    体勢を立て直すため逃げるジムニー、この好機を逃すものかと追いかけるヴァルカン。

しかしフィールドが広い上に、生い茂る雑木に引っかかって思うように追撃できない。
ジムニーは走って逃げながらも、マジックワンドを使って攻撃魔法を撃ってくる。


こちらの攻撃が一発当たれば大ダメージを与えられるが、敵は巧みに距離を広げ魔法で回復してしまう。
小さな魔法も連発で襲ってくるため、ヒットポイントやスタミナが累計すると大きく削りとられてしまう。

戦いは長期戦の様相を呈していた。
ヴァルカン『ぬぉ! 走れない・・・』 ヴァルカンはついにスタミナ切れを起こしてしまった。気力で走ろうとしてもゆっくりと歩くのが精一杯>< それを瞬時に悟ったジムニーは足を停め、満を持して大ダメージを与えうる詠唱時間の長い呪文を唱え始めた。 ※スタミナがゼロになるとキャラクターは走れなくなる。  赤ポーションを飲めばスタミナは全回復するが、斧系武器は両手持ちのため一旦装備を解除しなければならない。  再装備した武器はそれを使用できるようになるまでにディレイ時間を必要とし、天国斧はそのディレイ時間がとても長い。 赤ポーションを飲んでいては、攻撃魔法を喰らった挙句にまた距離を離されてしまう。 ハッ!そうだ!( ;゜Д゜)ピーン! ヴァルカン『ディバイン・フューリィィィーーー! ハァァァァァアア!』 ※ディバイン・フューリー:パラディンが使える呪文のひとつ。(パラディン呪文は武器や盾を装備解除する必要がない)              武器速度、攻撃力、命中率が10%ずつ上昇する代わりに防御力が10%下がる。              同時にスタミナを全回復する効果がある。 動けるようになったヴァルカンは、ダッシュで接近してスペシャルムーブのダブルストライクを敢行! 追加攻撃のライトニングも2発とも発動して、二桁台のダメージが一度に4つも画面上に表示された。(推定ダメージ合計60前後)
ジムニー『あああぁぁぁぁ・・・』 (死亡)


ヴァルカン『やったよ、ママン T▽T』


  
その後も再戦を重ねた結果は4戦して全勝という快挙を遂げ、正義の徳もガッポリ入ってホクホク。 ・・・・・・とは言っても、この勝利はプレイヤースキルで勝っていた訳ではなく、 圧倒的な破壊力を持つ天国斧があったればこそという感は否めない。 ヴァルカンは天国斧に頼らずとも対人戦闘で勝利できるよう、プレイヤースキルを向上させることを決意したのだった。

 

No.247 2004年2月1日(日)



エイダのBARトワイライトを取り壊して、三階建ての大きな建物に再建築。
テストソーサリアでは同じ位置に11×15の土台を建てられるのを確認したのに、
実際に出雲で建てようとすると10×14までしか拡張できない。

何故だろう?(;_;)

四苦八苦していると二人連れの冒険者たちが立ち止まった。


フルプレートの冒険者『おー!空き地だー!』

赤い帽子の魔法使い『結構広いぞ。』


エイダ『うっひゃー。 建て替え中なんです^_^;』



慌てて10×14で建築確定。
それでも三階建てになって収納アイテム数も増加したので、これでもう我慢する。
    
    某ホームページで掲載されていたデザインを真似して、
一階は牢獄風ベンダーショップに。


馬車馬のように働いて、たんまり小金を稼ぐようにΨ(`▽´)Ψ

 

No.248 2004年2月7日(土)



ポネットは悩んでいた。

デスパイズにパワスク狩りへ行くと、かなりの確率でPKの襲撃やグレーネームからのアタックで簡単に死亡してしまう。
返り討ちに出来ないまでも、無事に逃げ切れるくらいには腕を上げたい。


スタンパンチを当てて硬直中に大逃げしてみようか・・・。


いや待てよ、そう言えば最近スパーリングでチューイを殴ってみても、スタンパンチが全く発動しない。
昔は打てば殆ど間違いなく、悶絶して動けなくなっていたはずなのに・・・・

それにPub21から武器学が無くてもディザームが使えるようになったのだが、その成功率も体感で20%以下である。
到底実戦で使用できるレベルではない。


対策を模索しながら街を歩いていると、ブリテイン城にこんな張り紙が掲げられているのを見つけた。



 
 



緊急告知


現在レスリングスキルについて、以下のような不具合が報告されております。

・物理攻撃でのダメージが0の時、詠唱妨害ができない。
・ダメージ0の物理攻撃では、SPMが発動しない。

このバグによりパンチ攻撃は詠唱妨害できないだけでなく、
パラライズブロウやディザームの効果も期待できないということになります。

あなたの忍耐に感謝します。


 
 
          なんですと!?( ̄□ ̄;) どうりで ・・・・ってことは、修正されない限りレスリングスキルは全く無駄ということですか。 ガックリと項垂れながらブリ銀の前を通りかかると、銀行内に緑タグのプレイヤーがいるのが見えた。 ドアを開けて銀行内に入ってみると、オスタに乗ったまま待合室に佇むルアさんを発見。 ポネット『どうも〜♪ こんにちは〜(^o^)/』 ルア『・・・・・・・・・・・・・』 無視? 無視なの!? ガーン!(T▽T) ルア『はっ! すみません、書写修行やってました。(-_-。)』 ポネット『書写? あのスクロールや本を書き写すスキルですか?』 詳しく話を聞いてみると、なんと書写スキルには攻撃魔法の火力をアップさせる効果があるらしい。 ポネット『それイイ! もうレスリングいらない! 私も書写スキルを上げます!』 ルア『90超えるとスキル上げが辛くなるけど、がんばってください^^/』 レスリングの他にも遅くて使い勝手の悪かった包帯、および解剖学も捨てて書写とメイスを上げることにする。 余りは魔法、知性評価、瞑想、魔法抵抗に+10のパワスクを導入して強化してみよう。 秘薬は大量に在庫があるので、ブランクスクロールだけ1万本ほど買い込んできて書写修行を開始。 スキル40までは二冊の本を交互に書き写し、40からはリコールの巻物をブランクスクロールに書き写す。 流石に秘薬低減100%装備の恩恵は受けられず、しっかりと秘薬を消費するらしい。 それでも画面がスキルアップを示す青色のメッセージで埋まって、とっても幸せ気分だ♪(*´∀`) リコ−ル → マーク → ゲート と作成するスクロールも高難易度の物に移行しつつ、早くも書写スキルは87.2。 そろそろ地獄ゾーンへ突入か? 1年以上掛かってGMにしたレスリングが、一日でゼロまで転落するのは正直複雑な気分だった。 ふと気が付けば大量にストックされていた筈の秘薬も、ブラックパールとマンドレイクルートが底を突き掛けている。 派閥ベンダー無き現在、秘薬を大量購入するのは非常に懐が痛い。 書写GMになるまでに、いったいあとどのくらい秘薬が必要なんだろ? しかしもう後戻りは出来そうにないのであります。書写GM目指して突き進むのみなのであります(TvT)

 

No.249 2004年2月11日(水)



書写修行していると、ひろぴからQが届いた。



(ひろぴ『こんばんは〜。

     実は家の拡張を試してみたいんだけど、テストセンターって今無いんだっけ?
     再初からお金が一杯配られてて、すぐに家建てられるって聞いたのですが。』)


(ポネット『テストソーサリアっていうシャードがあるよ。

      お金は通常と同じで、初期キャラは1,000GPしか持ってないんだけど、建築ツールは600GPくらいで買えるから
      どこの場所にどのくらいの大きさの土台が建てられるかは、ちゃんと試すことはできるよ。

      面白そうだから私も着いていきます^^/』)




ジェイドも誘ってギルドホームへ赴くと、ひろぴとティムが待っていた。

ギルドホームの周辺を測量してみると、結構な大きさに拡張できそうだ。
東西は余裕で18マス以上空いてるし、南北は木が邪魔しているがそれでも15〜16マスは取れるように思われた。




ジェイド『じゃあテストソーサリアのブリ銀前に集合しよう。』




各自ログアウトして、テストソーサリアに新キャラを作る。
適当にメイジのテンプレートを選択して待ち合わせ場所のブリ銀前へ到着すると、既にジェイドとティムが馬に乗って待っていた。

なるほど。テイマー作ればすぐに馬がテイム可能だったのか。


ジェイドに頼んで馬をテイムしてきてもらう。
ティムもひろぴの分の馬を調達するため、街の外へ出て行った。

一人でブリ銀前で待っていると、ようやく新キャラを作成し終えたひろぴが到着。

既に馬にも乗っている。



ポネット『その馬はどうしたの?』


ひろぴ『たった今、そこの厩舎で買いました。

    ダサダサな初期服も捨てて、かわいいドレスも買ってきましたよ^^』



NPC厩舎で売っている馬は、確か500GP以上したはず・・・



ポネット『あの・・・・ それで、肝心の建築ツールのほうは?』




ひろぴ『はぅ!! 忘れてた!!! もうお金無いよ!><』


ポネット『いったい此処に何しに来たんだ?w』



そこへ馬を連れた二人が戻ってきた。



ティム『ひろさん、もう馬乗ってるし。 散々探してやっと見つけてきたのに(T▽T)』



   



建築ツールはジェイドが購入した物を貸してもらう事で解決し、早速ギルドホームと同座標の位置へ移動。



ばっちり18×16が建築可能であることを確認できた。
ひろぴは土台の建築位置を完璧に体得するため、何度も繰り返し練習したのだった。



   




そして後日・・・・ ギルメンたちが見守るなか、拡張工事が開始される。

名残惜しいが皆で記念撮影後に、住み慣れた旧ギルドホームは取り壊された。
ギルメンたちは周囲を巡回して、近づく者がいないか監視する。
そして遂に大幅に拡張された土台が・・・・・・・・・・ なかなか建築されない。

なにやら手間取っているようだ(・_・)
    
  5分経過



ひろぴ『えーん(;_;)』

ティム『大丈夫、おちついて。 余裕を持って(*´∀`)』



  10分経過



ひろぴ『えーん(;_;)』

ポネット『心臓止まりそうだ。早くしてくれよ(*´Д`)*ドキドキ*』



  15分経過



ひろぴ『えーん(;_;)』

フーリ『おまえギルドホーム無くす気か!?』




どうやらテストソーサリアとは条件が微妙に異なり、予定より少し小さな土台でないと建たないらしい。
時間は掛かったが旧ギルドホームよりもずっと大きな、17×14の土台を設置することに成功した♪

そして立派なT*A新ギルドホームが完成したのである!
    

 

No.250 2004年2月14日(土)



2月14日は聖バレンタインデー。

テストソーサリアのブリテインはピンク色にデコレーションされ、
ラブラブムード一色に染まっていた。


ひろぴ『きゃー! かーわーいーいー! 出雲でもこれと同じ事やればいいのにね。Σ(@□@)』


道端には染めタブがロックダウンされており、街行く人々は皆ピンク色の服を着ている。
タウンクライヤーの話によると、どうやら通常の染めタブでは出せないピンク色に
染められるらしい。

     更に驚いたことには、
ピンク色のドラゴンを連れたテイマーが街中を闊歩していたり。
  
まるで夢のような光景を眺めていると、突如目の前に光り輝く馬に乗った神々しい男が現われた。 PDを確認してみると、どうやら一般の冒険者ではなくゲームマスターだったようだ。     おぉ!Hanseって名前は、どっかで聞いたことあるぞ! つーか、その頭に被ってる熊マスクはいったい!? かっちょいい・・・・ そういえば Hanse 銘の強力な武器防具を持ってる冒険者を、先程から何人か見かけているし 赤や青など派手な色の馬に乗ってる冒険者も度々見かける。 もしかして特殊なアイテムでも、ここでは欲しがれば簡単に貰えたりするのだろうか? 勇気を出して話し掛けてみた。 ヴァルカン『Please give me the Mask of Bear which you have.』【あんたが被ってるその熊マスク、俺にちょーだーい。(*´Д`)】 Hanse『I cannot give, though regrettable. HeHeHe :)』【残念ながらこれを君にあげることはできないよ。へへへ :)】 けちー(T▽T) ※突発イベント的にGMが出題したクイズの正解者などが、特殊なアイテムを貰えているそうです。 おまけ:ポネットの書写メイジメイサーへの道
 書写96.2
 メイス54.5