No.461 2006年02月19日(日)


   IL−2シリーズの第3作 「PACIFIC FIGHTERS」

遂に舞台は太平洋戦線へ!!

多人数で敵味方に分かれてのオンライン対戦も可能なんだけど、
とりあえず今回はオフラインのキャンペーンモードに挑戦してみた。
【真珠湾攻撃 〜トラトラトラ!〜(前編)】 日本時間1941年11月26日 真珠湾に停泊する米太平洋艦隊およびハワイの軍事施設に対して先制攻撃を仕掛けるべく、 大日本帝国海軍機動部隊は択捉島の単冠(ヒトカップ)湾を出港。 空母6、戦艦2、重巡2、軽巡1、駆逐艦9、艦載航空機350機 日本時間1941年12月2日 「ニイタカヤマノボレ一二〇八」の暗号電文を受信。 これは「12月8日午前零時を期して、戦闘行動を開始せよ」を意味する。 いよいよ開戦の時は近い。 日本時間1941年12月7日 AM7:00 旗艦「赤城」にDG旗が揚がる。 「皇国の興廃此一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」 日本時間1941年12月8日 未明 水上偵察機より「真珠湾に戦艦9、重巡1、軽巡6」との報告。 残念ながら湾内に空母は不在のようだ。 日本時間1941年12月8日(ハワイ現地時間12月7日)
   赤城、加賀、飛龍、蒼龍、瑞鶴、翔鶴の甲板上には
爆装した艦載機がズラリと並べられ、
出撃の時をいまや遅しと待ち構えている。
 
オアフ島北方230海里(426km)より第一次攻撃隊183機、
それより一時間遅れて第二次攻撃隊167機が発艦。


シンが操縦する九九式艦爆も無事に大空高く舞い上がった。
高度3000メートル。太陽がまぶしいほど綺麗に輝いている。
 
   オアフ島北端から西海岸に回り込み、
我々は無傷で真珠湾上空に到達。

迎撃戦闘機の姿は無く、
未だ高射砲からの攻撃も行われていない。

完全に敵を出し抜いたようだ!

この時点で指揮官機より作戦成功の暗号電文が打電された。


淵田中佐「トラ・トラ・トラ(われ奇襲に成功せり)」


    全機突撃!!
次回へ続く

 

No.462 2006年02月24日(金)




前回から続き



【真珠湾攻撃 〜トラトラトラ!〜(後編)】



遂に我々は真珠湾上空への侵入に成功した。


  


今から30分前には日本からアメリカに対し宣戦布告がなされているはずなのだが、
未だ多数の戦艦が湾内に留まっている。

湾外へ脱出するには流石に時間が足りなかったというところか。


  狭い湾内にいて回避行動が取れない今がチャンスだ!


シンの操縦する九九式艦爆が、戦艦アリゾナの直上から一気に急降下。
グングンと迫りくる目標に狙いを定めて爆弾を投下のレバーを引いた。

機体から離れた250kg爆弾は、吸い込まれるように艦橋構造物に命中!
着弾点付近が爆炎に包まれる。

同時に艦体左舷からも魚雷命中による水柱が上がった。
更に九七式艦攻が投下した800kg徹甲爆弾が砲塔火薬庫に飛び込み、
砲弾に誘爆して大爆発を引き起こす。


戦艦アリゾナの船体は無残に張り裂け、一瞬にしてその姿を水中に没してしまった。
  
     その他の艦船も身動きひとつ出来ないままに魚雷と爆弾の雨を浴びる。
  
  戦艦ネヴァダ大破擱座
  戦艦オクラホマ沈没
  戦艦ペンシルバニア小破
  戦艦アリゾナ沈没
  戦艦テネシー中破
  戦艦カリフォルニア大破着底
  戦艦メリーランド中破
  戦艦ウエストバージニア  大破着底
投下する爆弾が無くなってからも飛行場上空を旋回し、
駐機中の航空機を7.7mm機銃で撃って撃って撃ちまくる。


ひゃっほ〜♪ Ψ(`▽´)Ψ


敵空母こそ沈められなかったものの、米太平洋艦隊の主力戦艦と
多数の航空機を壊滅させることに成功した!
 
しかし450万バレルもの重油貯蔵タンク群、および艦船修理工場は爆撃を免れて手付かずのままだった。 空母「飛龍」に帰還したシンは、第二戦隊指令の山口多聞少将に「第二次攻撃の要あり」と申告する。 山口多聞少将『よし! 第二次攻撃の準備だ! 直ちに南雲司令官へ具申せよ!!』 旗艦「赤城」へ信号旗により第二次攻撃の要請が行われる。 源田参謀『重油貯蔵タンクを破壊すれば、アメリカは数ヶ月に渡って作戦行動が不可能になります。叩きましょう!』 草鹿参謀長『馬鹿を申すな! 敵の空母はまだ健在なのだぞ! こちらは1隻の空母も失う訳にはいかんのだ!』 源田参謀『ならば夜襲でいきましょう! 特別に夜間雷撃を訓練した搭乗員たちがおります』 南雲忠一中将『・・・・・・・・・ これ以上の博打はできぬ 』 南雲司令官は第二次攻撃を実施しないことを決定し、全艦隊の引き揚げを命じた。 このときの判断が正しかったのか間違いであったのかは分らないが、日本の連合艦隊は大きな被害は無く帰還を果たしている。 真珠湾攻撃作戦での日本側の損失は、わずかに航空機が29機と特殊潜航艇5隻のみだった。 しかしハワイの艦船修理工場が無傷で残ったために、沈没着底したアメリカの戦艦8隻のうち6隻がサルベージされ 修理を施した後に戦線復帰している。 ※12月1日に行われた御前会議において、攻撃開始の30分前に宣戦布告を行うことを決定していた。  ところが重要文書であることからワシントンの日本大使が秘書官に任せず自ら文書をタイプしたため、攻撃開始時刻に宣戦布告が間に合わなかった。  これにより真珠湾攻撃は国際法に反する卑怯な騙まし討ちと認識されてしまったのである。 次回「日本本土初空襲 〜奇跡のドーリットル攻撃隊〜 」へ続く

 

No.463 2006年03月04日(土)




前回から続き



【日本本土初空襲 〜奇跡のドーリットル攻撃隊〜】



あの屈辱のパールハーバー攻撃以後、日本軍はウェーキ島、マニラ、ラバウル、ラングーン、ラエ、サラモアを次々に占領。
太平洋全域で日本の攻勢は止まらず、我がアメリカ軍は後退を余儀無くされていた。


アメリカ海軍作戦参謀は沈滞した国民の士気を再び高揚させるべく、かつて無い大胆な作戦を考案した。
それは日本の哨戒線ぎりぎり(1200km)まで空母を接近させ、そこから爆撃機を飛び立たせて一気に日本本土を空襲してみせるというものだった。

しかし爆弾を積んだままそれ程の長距離を飛べる機体を海軍は保有しておらず、条件を満たせそうなのは陸軍の爆撃機のみであった。


機体は双発のB-25爆撃機が選定された。


空母運用を想定していない陸軍の爆撃機が空母甲板から発艦するためには、通常の1/3の滑走距離で離陸しなければならない。
例え離陸できたとしても空母への着艦は不可能であるため、爆撃後は中国の航空基地へ向かうことが予定された。


この無謀極まりない危険なミッションに第17爆撃連隊のドーリットル中佐、以下200名が志願。


必要な部品以外は全て機体から取り外され、可能な限り軽量化しての離陸訓練が続けられた。

※機銃類も機首の固定機銃を残して全て撤去し、代わりに木製の偽砲が設置された



   サイモン 『リメンバー パールハーバー!』 (真珠湾を忘れるな)
訓練開始から1ヶ月後、いよいよ前代未聞の攻撃作戦が実行に移される。
1942年4月1日

16機のB-25を搭載した空母ホーネット、護衛の重巡2隻、駆逐艦4隻から構成される
第18艦隊機動部隊がサンフランシスコ軍港を出航。




1942年4月8日

空母エンタープライズを中心としたハルゼー中将率いる第19艦隊機動部隊が真珠湾を出航。




1942年4月13日

二つの機動部隊がミッドウェイとアリューシャンの中間地点にて合流。 日本へ向かう。
  
1942年4月18日 AM6:30 日本の哨戒船(第23日東丸、徴用漁船)に発見され、 『敵艦隊発見、空母3隻見ゆ。北緯36度 東経152度 進路南西』との無電を打たれる。 ※実際は空母2隻 第23日東丸は軽巡ナッシュビルの砲撃により撃沈。 敵艦隊発見の報せを受けた日本側だが、まさか空母に陸上機が搭載されていようとは夢想だにできず 艦載機による本土攻撃が行われるとしても、発艦可能地点まで接近するのは早くて翌朝になると判断し その時刻に合わせて迎撃準備が進められていた。 1942年4月18日 AM8:25 ドーリットル攻撃隊が空母ホーネットより発艦を開始。 サイモン『訓練の成果の見せ所だ。上がれ!! 』 無事に全機が発艦すると機動部隊は退避、16機のB-25爆撃機は低空飛行のまま日本本土へ向かう。 ※日本側に気付かれたため予定より早く発艦させた。この位置からだと着陸地点の中国まで燃料が足りるか微妙だった
   1942年4月18日 PM0:30

東京上空に到達。



ドーリットル中佐 『全機、爆撃を開始せよ 』
1942年4月18日 PM0:30 まず東京に第一弾が投下され、その後に川崎、横須賀、名古屋、四日市、神戸を爆撃。     日本側は開戦からこれほど早期に東京が直接爆撃されるとは想定しておらず、本土内には旧型の戦闘機しか配備していなかった。 爆撃を終えたドーリットル隊は日本列島を横断し、中国東部の麗水(リーショイ)飛行場へ着陸。 爆撃機数が少なかったので直接的なダメージは小さいだろうが、これで日本は前線だけでなく本土守備部隊の増強も強いられることになる。 それを踏まえると工業生産力で劣る日本にとっては大きなダメージとも言えるだろう。 次回「史上初の空母対決 〜珊瑚海の激闘〜 」へ続く

 

No.464 2006年03月12日(日)




前回から続き



【史上初の空母対決 〜珊瑚海の激闘〜】



日本軍部はアメリカとオーストラリアの連絡路を分断させるべく、
ニューギニア南東部のポートモレスビー基地攻略(MO作戦)を決定した。

作戦は空母艦載機による空襲支援のもとに海岸から攻略部隊が上陸される。
また陸路から陸軍も突入し基地を占領するというものだった。


日本海軍は正規空母6隻のうち4隻を温存し、新鋭の「翔鶴」「瑞鶴」を含むMO機動部隊、
軽空母「祥鳳」を含むMO攻略部隊を珊瑚海に派遣した。


しかし日本の動きは暗号解読により事前にアメリカに察知されていた。


正規空母「レキシントン」「ヨークタウン」の2隻を含む第17任務部隊が真珠湾より急行し、
日本の機動部隊を迎え撃つ準備が進められていた。

※この頃に日本軍が保有している正規空母は赤城、加賀、飛竜、蒼龍、翔鶴、瑞鶴の計6隻。(軽空母を含まず)
 対するアメリカの正規空母はレキシントン、ヨークタウン、サラトガ、エンタープライズ、ホーネットの計5隻。(大西洋艦隊を含まず)
 (サラトガは潜水艦からの魚雷攻撃を受けて修理中、エンタープライズとホーネットは日本空襲から帰還途中であるため参加できず)







1942年5月1日

正規空母「翔鶴」「瑞鶴」を含むMO機動部隊がトラックを出航。



1942年5月4日

上陸兵を乗せた12隻の輸送船団に随伴し、
軽空母「祥鳳」を含むMO攻略部隊がラバウルを出航。



1942年5月7日 AM6:00

シンは複座の偵察機に乗り込み偵察任務に就いていた。
  
後座の偵察員『西の海上に敵艦船が見えました! 空母もいる! 直ぐに本体へ知らせましょう』 シン『敵航空母艦見ゆ、ツラギ島南西400海里』 この知らせを受けたMO機動部隊は、直ちに戦爆連合(78機)を飛び立たせた。 シン『確かに見えたんだな? もう少し近づいて確認しよう』 後座の偵察員『・・・・・・・・・・・・・・・・・ あで? あれは空母じゃなくて給油艦じゃないですか!?』 シン『ちょ・・・・・ もう打電しちゃったぞ( ̄□ ̄;』 空母を含む機動部隊と思われたのは、実際には給油艦の誤認であった。 そしてその頃、本当の米機動部隊はMO攻略部隊を補足し攻撃を仕掛けようとしていたのである。 1942年5月7日 AM9:00 ソロモン海を南下中のMO攻略部隊に対し、待ち伏せていた米機動部隊からの攻撃隊(92機)が襲来。 軽空母「祥鳳」は 魚雷7本、爆弾13発の集中攻撃を受けて沈没     1942年5月7日 夕暮 偵察機が米機動部隊を発見するも、天候不良により視界が悪く日没も間近であったことから 決戦は翌日に持ち越された。 互いに正規空母が2隻ずつ、歴史上初めてとなる空母同士の対決は戦力差が殆ど無い互角の条件で行われる。 1942年5月8日 未明 日米両軍とも偵察機を発進させ、殆ど同時に互いの敵機動部隊を発見する。 直ちに双方の攻撃隊が空母より発艦開始。
1942年5月8日 AM7:10

米軍の攻撃隊が日本の機動部隊に襲い掛かる。

空母「瑞鶴」がスコールの中にいたことから、攻撃は全て「翔鶴」に集中した。
翔鶴は1000ポンド爆弾3発を受け、飛行甲板が大破してしまい
艦載機の離発着が不可能となる。


時を同じくして日本軍の攻撃隊が米機動部隊を攻撃。

空母「レキシントン」に魚雷2本、250キロ爆弾2発が命中。
空母「ヨークタウン」に爆弾1発が命中。

レキシントンはなんとか浸水を食い止め火災も鎮火させたのだが、
雷撃により漏れ出したガソリンに再び引火し大爆発が起こる。
総員退艦を余儀なくされ味方駆逐艦の魚雷により沈没処分。
  
   1942年5月9日

フレッチャー少将率いる第17任務部隊は戦場を離脱。
  大日本帝国海軍    軽空母「祥鳳」沈没  
  正規空母「翔鶴」 中破  
  正規空母「瑞鶴」 無傷  
  アメリカ海軍  正規空母「レキシントン」沈没  
  正規空母「ヨークタウン」 小破  
  井上成美中将『翔鶴までやられたのでは仕方がない。        残念だがモレスビー攻略は延期とするしかあるまい』 日本海軍はポートモレスビーへの上陸を断念。 しかし正規空母を喪失し甚大な損害を被った米機動部隊は既に戦場を離脱しており、 もし上陸作戦を決行していれば攻略が成功していた可能性が高かった。 日本陸軍は機動部隊の支援を得られないまま陸路による攻略作戦を強行したが、 連合軍の大規模な反撃により敢えなく玉砕した。 歴史上初の空母を主力とした機動部隊同士の対決は、艦船の喪失規模で比較すると僅かに日本の勝利と言える。 しかしポートモレスビーを占領できなかったことで、アメリカとオーストラリアの連絡路は依然保たれ また日本海軍の根拠地ラバウルは敵爆撃機の航続距離圏内に残るため、以後も爆撃に曝されることになるだろう。 次回「戦慄のミッドウェイ 〜連合艦隊かく戦えり〜 日本編(前編)」へ続く ※艦船アイコンは「アイコン&お絵描き工房」様の無料素材を使用させていただきました

 

No.465 2006年03月21日(火)




前回から続き



【戦慄のミッドウェイ 〜連合艦隊かく戦えり〜 日本編(前編)】



山本五十六連合艦隊司令長官は工業力で圧倒的に劣る日本がアメリカに勝つためには、
短期決戦で大勝利して講和に持ち込む以外に道は無いと考えていた。

そのためにはミッドウェイ島を攻略し、この島を橋頭堡にハワイをも占領してアメリカ国民の戦意を衰えさせる必要があった。


当初は強硬に反対していた軍令部を説得し、ミッドウェイ攻略作戦は此処に承認された。
山本長官がミッドウェイ島に目をつけた理由には、ハワイへの橋頭堡とする他にもこの機会に敵空母を誘い出して壊滅させる狙いもあった。



1942年5月27日

南雲忠一中将率いる第一機動部隊がミッドウェイ島へ向けて柱島泊地を出航。
「赤城」「加賀」「飛龍」「蒼龍」の4隻の正規空母が再び太平洋を東進する。

珊瑚海海戦で損傷した「翔鶴」は、日本の根拠地トラック島に停泊して修理が行われていた。
僚艦の「瑞鶴」は無傷であったが、今回の作戦への参加は供に見送られた。




正規空母「飛龍」居住区乗員船室


シン『今度は真珠湾のときのような一方的な戦いとはならないだろう。こちらにも相当な犠牲が出ることになるな 』

搭乗員A『俺たちは血の滲むような訓練に耐えてきたじゃないか。大丈夫、奴らとは錬度が違うぜ 』

搭乗員B『聞いた話だとミッドウェイ島には真水が無く、飲み水が不足して困ってるらしいじゃないか。
     きっと米兵たちの士気もガタ落ちに違いないさ 』




1942年6月5日 未明

ミッドウェイ島への第一次攻撃を開始。

 
第一次攻撃隊はミッドウェイ基地に対して相当な被害を与えることに成功。


これで付近に敵機動部隊がいるならば、必ず反撃してくるに違いない。
第二次攻撃隊は空母決戦を想定し、対艦攻撃兵装の準備がなされていた。
 
   1942年6月5日 AM4:15

利根4号水偵 『敵艦隊発見できず』

※重巡利根搭載の偵察機は零式水偵なんだけどPFに未収録だった
  左の画像の機体は二式水戦 (ノ∀`) タハー



南雲長官は敵機動部隊への攻撃を諦め、
ミッドウェイ基地への再攻撃を行うことを決断する。

雷装で待機させてあった攻撃機の兵装を
陸上攻撃用の爆弾に転換するように指示を出した。
 
この頃から散発的にミッドウェイ基地からB-17などの陸上機が飛来し始める。

しかし熟練搭乗員が揃っている零戦隊の活躍により、
その殆どが投弾前に火を吹いて海中へと没して行った。


  
1942年6月5日 AM5:20 再び偵察機から入電。 利根4号水偵『敵艦隊発見、後方に空母を伴う』 南雲長官はこの報告を受けて、攻撃機の兵装を艦船攻撃用の魚雷に再転換するよう指示し直した。 山口多聞少将『それでは時間が掛かって敵の先制攻撃を許すことになりかねない!        爆弾で空母を沈めることは難しくとも、飛行甲板に落とせば航空機の発艦を阻止できる 』 「飛龍」から旗艦「赤城」の南雲長官に対して「早急に攻撃隊を発艦すべし」との意見具申が行われた。 しかし水雷出身で航空戦に不慣れな南雲長官は、陸上攻撃には爆弾、艦船攻撃には魚雷という正攻法で行くとして この意見を却下してしまう。 このとき零戦は母艦直衛のため全機が上空にあり、燃料を再補給してからでないと護衛に付けられないことも 直ぐに攻撃隊を発艦させない理由のひとつだった。 ※ミッドウェイ島から飛来する戦闘機を伴わない敵爆撃機が、零戦に次々と撃墜されているのを目の当たりにしていたため、  護衛戦闘機なしで丸裸の攻撃隊を出撃させることを躊躇してしまった。 敵陸上機による攻撃が一段落したところで、零戦は各々の母艦へ戻って燃料補給を受ける。 4隻の空母甲板上には再出撃準備を整える零戦が所狭しと並んでいる。 また格納庫内では艦攻機に装備された陸上爆弾を取り外し、急ピッチで魚雷へ転換する作業が進められていた。 取り外された爆弾は傍らに放置されたままだった。     次回「戦慄のミッドウェイ 〜連合艦隊かく戦えり〜 日本編(後編)」へ続く

 

No.466 2006年03月28日(火)




前回から続き



【戦慄のミッドウェイ 〜連合艦隊かく戦えり〜 日本編(後編)】



1942年6月5日 AM7:20

突然、遥か上空から空気を切り裂く甲高い音が鳴り響いた。

雲の切れ間から逆落としで現れたのは、SBDドーントレス爆撃機だった。



  見張員 『急降下!』



あっと言う間の出来事で回避行動も取れぬまま、
正規空母「赤城」「加賀」「蒼龍」に次々と爆弾が命中する。
  
爆弾は飛行甲板を貫いて格納庫内にて炸裂した。 甲板上に並ぶ燃料満載の零戦、そして格納庫内の艦爆艦攻、転換作業中だった爆弾や魚雷が次々に誘爆して手の付けられない大火災となる。 懸命の消火作業が続けられたが、消化ポンプも破壊されていて鎮火の目処は立たなかった。     旗艦「赤城」をはじめ3隻の空母が炎上して指揮系統が混乱する中、唯一爆撃を免れた正規空母「飛龍」が逆襲を開始する。 山口多聞少将が座上する飛龍は、命令を待たずに高速で艦隊から離れ突出して行く。 他の艦船は空母の救援にあたる駆逐艦6隻を残し、護衛任務に就くべく慌てて飛龍と同針路を取った。 山口多聞少将『全機これより発進、敵空母を撃滅せんとす』     飛龍から飛び立った第一次攻撃隊が敵の正規空母「ヨークタウン」を強襲。 爆弾3発を落として炎上させると、続く第二次攻撃隊が魚雷2本を命中させて見事に撃沈   しかし飛龍も同様に爆撃を受けて大破炎上、飛行甲板も完全に破壊されてしまった。
1942年6月5日 PM4:15

正規空母「蒼龍」沈没



1942年6月5日 PM4:26

正規空母「加賀」沈没



1942年6月6日 AM2:00

味方駆逐艦の雷撃により、正規空母「赤城」自沈



1942年6月6日 AM6:10

味方駆逐艦の雷撃により、正規空母「飛龍」自沈
山口少将と加来艦長は総員退艦後も艦橋に残り、沈み行く飛龍と運命を供にした。
   
最初に被爆した3空母の救援任務についていた駆逐艦「嵐」「野分」「萩風」「舞風」「磯風」「濱風」の6隻は 救助した生存者を艦内だけでは収容しきれず甲板上にまで満載し、後方の戦艦大和を筆頭とする主力戦艦部隊と合流。 搭載物資の少ない駆逐艦では負傷者の手当ても間々ならないため、停船した戦艦に横付けして負傷者の移乗が行われる。 別の海域で飛龍の沈没を確認した駆逐艦「谷風」もこれに合流すべく太平洋を西進していたが、 運悪くミッドウェイ基地および敵空母から飛来した攻撃隊に発見されてしまう。 敵攻撃隊はB-17が6機とドーントレスが58機からなる大編隊で、単艦の谷風にとってその戦力差はあまりに絶望的であった。 しかし谷風は絶え間なく投弾される100発以上の爆弾を、神業とも言える操艦で完全に避けきって見せた。 砲弾を一発残らず撃ち尽くすと演習弾まで使って敵機に火線を送り続け、その猛攻ぶりには米軍パイロットたちも舌を巻いた。 米攻撃隊が谷風に対して爆弾を全て使い果たしたことは、結果的に日本側にとって大変幸運であった。 谷風の進路上にいる主力戦艦部隊は無防備な状態で負傷者の移乗作業を行っていたからである。
  大日本帝国海軍    正規空母「赤城」 沈没  
  正規空母「加賀」沈没  
  正規空母「飛龍」沈没  
  正規空母「蒼龍」沈没  
  重巡洋艦「三隈」沈没  
  重巡洋艦「最上」大破  
  アメリカ海軍  正規空母「ヨークタウン」 沈没  
  駆逐艦「ハンマン」沈没  
正規空母を一度に4隻も喪失した日本は、戦況が有利な状態で早期講和を実現する道は閉ざされてしまった。 このミッドウェイ海戦を境に戦況は米国に傾き、日本は下り坂を転がり落ちるが如く終始苦戦を強いられることになる。 次回「戦慄のミッドウェイ 〜運命の岐路〜 アメリカ編」へ続く ※艦船アイコンは「アイコン&お絵描き工房」様の無料素材を使用させていただきました

 

No.467 2006年04月12日(水)




前回から続き



【戦慄のミッドウェイ 〜運命の岐路〜 アメリカ編】



暗号通信を傍受しこれを解読したアメリカ軍情報部は、日本が大規模な作戦実施に向けて行動中であることを掴んでいた。


明らかになった作戦内容は、機動部隊の航空戦力により地点AFを攻略するというものであった。
しかしこの地点AFが何処を指す略符なのかはまだ判明していない。

戦況からミッドウェイ島かアリューシャン列島の可能性が高いと思われるが、
また虚を突いて最重要根拠地であるハワイを叩かれる可能性も無いとは言えない。

最終的にはアメリカ太平洋艦隊司令部ではミッドウェイ島、
ワシントンの作戦情報部ではアリューシャン列島であろうと意見は分かれたが、いずれも決定的な確信は抱けぬままだった。


ここである情報将校の提案により、ひとつの計略が試されることになった。
ミッドウェイ基地からハワイの司令部に宛てて、平分で次のような偽電を打たせたのである。



ミッドウェイ基地発【海水ろ過装置の故障により飲料水が不足しつつあり】



この直後に日本の各根拠地から暗号通信が活発に飛び交い始めた。


 
傍受した暗号通信の解読結果は【AFは水が不足している】



アメリカ軍情報部『日本の狙いはミッドウェイ島で決まりだ( ̄ー ̄)ニヤリ』



しかしアメリカ海軍が太平洋において現在無傷で動かせる空母は「ホーネット」と「エンタープライズ」の2隻のみであり、
日本より空母の隻数で劣勢であった。

そのため珊瑚海で損傷した「ヨークタウン」を応急修理で航行可能とし、
更に修理工を乗せたまま出航させ、洋上でも修理を続行させることで何とか空母能力を回復させた。

3隻の空母をミッドウェイ島近海に配置して、日本の機動部隊に待ち伏せる運びとなった。


   1942年6月5日 早朝

エンタープライズから出撃した艦爆隊は、未だ日本の機動部隊を発見できずにいた。

出撃時には116機もいた味方機は途中で隊列が伸びて散り散りになってしまい、
今周りに見えるのは30機程度に減ってしまっている。

既に燃料が乏しく全機に帰還命令を出そうとしたとき、西の海上に白い波を引く航跡が見えた。


後部機銃手 『おい見ろよ、あれは敵の駆逐艦だ』


それは潜水艦制圧のため艦隊から離れていた日本の駆逐艦 「嵐」 だった。


サイモン少尉 『単艦で航行しているとは妙だな。
         近くに敵機動部隊がいるのかもしれん』
燃料は残り少ない・・・・ どうするべきか・・・



サイモン少尉 『燃料切れで海水浴する羽目になるだろうが
         あの駆逐艦の向かう先を探してみよう』



見つからないように雲に隠れながら追跡していくと、
予想通りその進路上に敵機動部隊を発見!

好都合なことに上空には直援機も上がっていない。
  
           
   高高度から30機のドーントレス爆撃機が急降下で突撃する。

サイモン機は敵空母の飛行甲板に
見事500ポンド爆弾を命中させた。

この急襲により空母3隻が瞬く間に炎上し、
次々と誘爆を引き起こした。
空母は高い攻撃力を有する反面、防御力は極めて低い。
そのため先に攻撃を仕掛けた方が断然有利となる。


敵は3隻の空母が使用不能となり、
隻数で劣勢だったこちらが逆転して優勢となった。


撃ち漏らした敵空母1隻とヨークタウンが相打ちとなるが、
これで日本軍は作戦に参加した4隻全てを喪失したことになる。

この海戦は我がアメリカの大勝利である。
  
次回 最終章「音速雷撃隊 〜散り逝く桜たちの唄〜(前編)」へ続く

 

No.468 2006年04月19日(水)




前回から続き



【音速雷撃隊 〜散り逝く桜たちの唄〜(前編)】



三菱零式艦上戦闘機
通称「零戦」は米軍パイロットにとって恐怖の象徴である。

軽快で上昇力に優れ、強力な20mm機銃を装備しており
空中戦においては向かうところ敵無し。

その圧倒的な戦闘能力の高さから、零戦に遭遇した米軍機は
任務遂行の放棄を容認するという正式な命令が出ていた程であった。


1942年6月

米海軍はダッチハーバーに近いアクタン島の沼地にて、
不時着した零戦を発見しこれを鹵獲した。

パイロットは操縦席内で死亡していたが、
機体の方は殆ど無傷と言ってよい良好な状態を保っていた。
  
   アメリカの国籍マークに塗り替えられた零戦は
カリフォルニア州サンディエゴ基地に移送され、
部品ひとつに至るまで詳細に分析が行われた。

その分析結果は驚くべきものであった。
パイロットの命を守るための防弾装備は皆無であり、
フレームは徹底的に肉抜きが施されている。

零戦の並外れた旋回能力、上昇力、航続距離は、
この極度の軽量化によって得られた性能だったのである。

この分析結果から零戦は急降下時に一定以上の加重が掛かると、
強度不足から操縦不能に陥り空中分解の恐れもあることが判明。

日本が隠し続けてきた零戦の弱点が、遂に敵の知るところとなってしまった。
零戦は全速でダイブする米軍機を追って来られない。 防弾装備が無いため操縦席か燃料タンクを撃ち抜けば即致命傷となる。 この2点から優位高度からの一撃離脱戦法に徹するようになった米軍機に、零戦はもう為す術が無かった。 1943年4月18日 前線視察に赴くため山本五十六大将が搭乗した一式陸攻機がラバウル基地を出発。 しかしこの情報も米軍に筒抜けになっており、ブーゲンビル島上空にて待ち伏せていたP38戦闘機により撃墜される。 日本の軍神、山本五十六大将は南海の空に散った。
1943年5月29日

アリューシャン方面でアッツ島の守備隊が玉砕


1943年9月8日

同盟国イタリアが降伏


1943年11月25日

マキン島、タラワ島の守備隊が玉砕


1944年2月18日

トラック島 大空襲


1944年3月30日

パラオ諸島 大空襲
  
1944年6月18日

マリアナ沖海戦

空母 「大鳳」「翔鶴」「飛鷹」 沈没

  
※大鳳は完成したばかりの新鋭空母、飛鷹は客船からの改装空母 1944年7月〜8月 サイパン島、テニアン島、グアム島が陥落
    1944年10月23〜26日

レイテ沖海戦


戦艦 「武蔵」「山城」「扶桑」、
空母 「瑞鶴」、 軽空母 「千歳」「千代田」「瑞鳳」 
沈没





1945年3月3日

アメリカ軍がマニラを占領


1945年3月10日〜14日

東京、名古屋、大阪 大空襲


1945年3月25日

硫黄島が陥落
1945年4月1日 アメリカ軍が沖縄本島に上陸
1945年4月7日

北緯30度43分、東経128度04分
魚雷11本、爆弾7発以上の直撃弾を受け

戦艦 「大和」 沈没

  
1945年5月8日 同盟国ドイツが降伏 1945年7月15日 かつての同盟国イタリアが日本に宣戦布告 正攻法で戦局をひっくり返す期待は薄く、敗戦は否応無く濃厚となっていった。 そのような状況下で日本は狂気の兵器を作り上げてしまう。 ロケット特攻機「桜花」 火薬ロケット推進、最高速度:1030km/h(降下による最終突入時)、搭載炸薬量:1.2トン  母機である一式陸攻に吊り下げて敵大型艦の近くまで運び、射程圏内に入ったら空中にて射出。 その後は一気に加速して敵艦目掛けて体当たり攻撃を敢行する。 一度ロケットに点火すればグラマンF6Fでは到底追いつけない。 着陸装置は無く、飛び立ったが最期、二度と生きては帰れぬ死の桜である。 そう、散りゆく桜が決して枝には戻らないように・・・    ※固形火薬ひとつに付き燃焼時間は約9秒(3個搭載)  高高度から降下滑空するにしても、木製合板張りの主翼で本当に1030km/hまで加速できるのか? ムリっぽぃ(*´Д`)   まあ、加速できるものとして話は続きます。 次回 最終章「音速雷撃隊 〜散り逝く桜たちの唄〜(中編)」へ続く ※艦船アイコンは「アイコン&お絵描き工房」様の無料素材を使用させていただきました

 

No.469 2006年04月27日(水)




前回から続き



【音速雷撃隊 〜散り逝く桜たちの唄〜(中編)】



山岡中尉 『あんたかね? 桜花の操縦士のシン二飛曹というのは』

シン 『はい、そうですが。あなたは?』



山岡中尉 『ワシはここの部隊で一式陸攻8番機の機長をしとる山岡という者だ。
       明日はワシがあんたの桜花をぶら下げて敵艦近くまで運ぶことになっとる。
       最期の夜だ、ウチの隊の連中と一緒に酒でも飲もう』




促されるままに8番機の隊員たちが集まっている兵舎に案内される。



シン 『明日、皆さんのお世話になるシン二飛曹です。よろしくお願いします』

隊員一同 『・・・・・・・・・・』
  
山岡中尉『どうしたおまえら? 桜花を積んで飛ぶからって死ぬと決まった訳じゃなかろうが』 又上一飛曹『そ・・・ そうですね、確実に死ぬと分かってるのは、桜花の操縦士だけですからね』 羽田兵曹長『狂ってるよ、爆弾に人が乗り込むなんて』 シン『今更そんなこと言ったって仕方無いですよ。 もう日本は他に手段が・・・・ 』 山岡中尉『みんなこの戦争で死ぬ、遅かれ早かれ死んじまうと思っている。      だからどうせなら体当たり・・・ なんてことになる。      しかし、決死の覚悟で戦う事と必死は違いまっせ!      ロケット特攻機の桜花は人の命を部品にしてしもうたんやからな!』 シン『決死と・・・ 必死・・・』 山岡中尉『みんな死んでしもたら何にもならんやないか』 シン『そうですね・・・』 翌日早朝、桜花を吊り下げた12機の一式陸上攻撃機が、九州最南端の鹿屋飛行場を飛び立った。   シン『今日の護衛戦闘機には紫電も混じってるんですね』 又上一飛曹『紫電は航続距離の短い局地戦闘機や。最後まで付いてくれるのは10機の零戦だけっちゅうことやな』 攻撃隊は順調に敵艦隊が集結しているウルシー泊地を目指していた。
一方アメリカ側ではレーダーによって既に攻撃隊の接近を補足しており、
緊急発進したF6F戦闘機隊が迎撃に向かっていた。


アメリカ軍パイロット 『2時の方向に敵攻撃隊を視認!
             腹にとんでもなく巨大な魚雷を抱いてやがるぜ。』



サイモン少尉 『まさか!! 欺瞞だと思っていたが本当に存在していたとは・・・
         あれはただの魚雷ではない、人間爆弾 チェリーブロッサムだ』


アメリカ軍パイロット 『人間爆弾だと!? そんなクレージーな!』


サイモン少尉 『チェリーブロッサムは KAMIKAZE ロケットだ。
         奴が射出されてからでは恐らく撃墜は不可能だろう。

         切り離される前に母機もろとも叩き落せ!
         一機も撃ち漏らすな、行くぞ!』
次回 最終章「音速雷撃隊 〜散り逝く桜たちの唄〜(後編)」へ続く ※この章の大まかなストーリーは、松本零士氏の作品「音速雷撃隊」を元に構成しています

 

No.470 2006年05月02日(火)




前回から続き



【音速雷撃隊 〜散り逝く桜たちの唄〜(後編)】



   羽田兵曹長 『右上方30度!
        太陽の方角から敵機多数! 突っ込んで来る!!』




護衛戦闘機隊が増槽を捨てて戦闘態勢に入る。



又上一飛曹 『指揮官機被弾!』

山岡中尉 『なんだと!!』
  一機、また一機と桜花を懸吊したままの一式陸上攻撃機が、炎に包まれて眼下へと落ちて行く。 シンは急いで桜花の操縦席に乗り込んだ。
山岡中尉 『逃げろ! 雲の陰を飛べ!』

又上一飛曹 『グラマン二機が喰いついて離れへん!』



羽田兵曹長 『被弾! 燃料を吹いてる!!』

山岡中尉 『なんとしても振り切れ!!』



シン 『中尉、俺を切り離してくれ、身軽になるんだ!』

山岡中尉 『馬鹿、まだ敵艦が見えん。
       お前を切り離すのは敵艦が見えてからだ』
    
漏れ出した燃料に引火して左エンジンが火を吹き始めた。 シン『もういい! 早く切り離せ!!』 山岡中尉『ワーハッハッハ! まだ飛べる、まだ飛べるぜよ!』
又上一飛曹 『あぁ! 敵が見えた、空母や!』

シン 『ありがとう、もう平気だ。 ありがとう』

山岡中尉 『よし!これより桜花を切り離す。あとは頼んだぞ!』




母機から切り離された桜花が高高度から滑空を始める。


 3・・・2・・・1・・・ ロケット点火
   
     山岡中尉 『行った行った! あいつめ、ロケットを一遍に全部点火して
       すっ飛んで行きおったわぃ!』



     
  サイモン少尉 『しまった!速すぎる、間に合わない!』

シン 『うおぉぉぉぉぉ!!!』



※実際には桜花が空母を撃沈した記録はありません
1945年8月15日 ラジオ放送『・・・・ 堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、もって万世のために太平を開かんと欲す』 広島、長崎に相次いで投下された原子爆弾が決定打となり、日本陸海軍は連合国軍に対して無条件降伏し 真珠湾攻撃から足掛け5年に及んだ太平洋戦争は終戦を迎えた。 激しい攻防戦が行われたパラオのぺリリュー島には、次のような言葉が刻まれた石碑が残っている。 Tourists from every country who visit this island should be told how courageous and patriotic were the Japanese soldiers who all died defending this island. この地を訪れた諸国の旅人たちへ あなたが日本という国を訪れることあらば、そのとき彼らに伝えて欲しいことがある。 命賭けで戦った勇敢な日本人たちがいたことと、そして祖国を想うその心根を。                      アメリカ太平洋艦隊指令長官 C・W・ニミッツ ※この章の大まかなストーリーは、松本零士氏の作品「音速雷撃隊」を元に構成しています ※Pacific Fightersにはミッションビルド機能が用意されていて、戦闘海域、ユニットの配置、勝利条件などを自由に設定して  オリジナルのミッションファイルを作成することが可能です。  桜花による空母雷撃ミッションはソフトに同梱された標準のミッションファイルではなく、日本人プレイヤーが作成し公開しているものです。